2023年秋の馬場川通り遊歩道公園改修工事の竣工に向け、前橋デザインコミッション(以下、MDC)が主体となり、「馬場川通りアーバンデザインプロジェクト」を官民連携で進めています。
今回は、意見交換会のご意見を反映した計画をご説明いたしました。地域関係者・市政・市議・一般の参加者は現地参加とZOOM参加者を含む計107名にご参加いただきました。
具体化したデザインのたたき台をお披露目した2021年12月の「デザインコンセプトおよび基本設計の進捗状況のご説明」 では、安全面への考慮、こまめな進捗共有などのお声をいただいたことで、2022年1月には株式会社ランドスケープ・プラスの実績である「グリーンスプリングス(東京都立川市)」を「参考事例見学会」として視察しました。豊富な緑と高い親水性など馬場川通りの目指す姿として非常に心躍る空間を体験できました。そして、2022年2月3月とオープンハウスを含む計5回の意見交換会を開催しました。景観の仕様、改良した安全性など通りを日々利用される市民の皆様からのご意見や方向性の共有をすることで最終設計に向けて合意を重ねてきました。
冒頭、MDCのプロジェクト担当理事である小島理事が、これまでの経緯を説明し、国内初の民間資金を活用した本プロジェクトが多くの方々に注目されていることと共に、地域関係者の皆様のご協力への感謝をお伝えしました。
続いて、MDCの日下田企画局長からプロジェクトの進捗ならびに、今後の工事工程のたたき台を示しました。
株式会社ランドスケープ・プラス 平賀代表取締役に今までの意見を集約したデザインをご説明いただきました。
株式会社オリエンタルコンサルタンツ大波部長から歩行空間・車道空間の安全対策や雨水に関する安全対策、夜間の照度等に関する設計をご説明いただきました。
これら設計には、専門家による技術が至る所に施されています。安全かつ快適に利用できる空間に意匠される馬場川改修プロジェクトが10月から本格的な工事に入ります。
参加者の方からは「回収されてワクワクする」「ビジュアル資料でわかりやすかった」「雨水対策の状況がわかってよかった」など前向きなご意見が見られました。
工事に関する説明会は後日開催いたします。
ご不明なところがございましたら、是非、MDCに足をお運びください。
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